「ごみは社会を映す鏡である」と言われます。製品や商品の流れを見るだけではわからないことが、ごみ問題・ごみ対策の変遷の中には見えることがある、ごみには、その時々の製品や商品を使う人々のライフスタイルという変数が含まれてくるからですし、その対策にあたっては、行政や企業のその時々の考え方や利害も含まれるからです。

本書は、そんなごみの質や処理システムからから戦後社会を眺めてみたものです。ごみという物流の下側に位置し、人々から無視されてきたものの歴史が、私たちのライフスタイルや経済社会の改善に提言できることがあるのではないかとの思いから書いたものです。

https://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/detail/978-4-286-21265-4.jsp

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